• サステナブル(持続可能)な歯科治療

Streptococcus gordoniiに歯周病菌Porphyromonas gingivalisが付着することによってP. gingivalisがバイオフィルム形成を始めます。
つまり、P.gingivalisが歯周ポケットで増殖を始める前にその増殖を助けるS.gordoniiを歯面局所から除菌するのが効果的だと思われます。
分かりやすく言うと、歯の表面の歯垢(歯肉縁上のバイオフィルム)を除去すると歯茎の中の歯垢(歯肉縁下のバイオフィルム)が付きにくく、歯周病になりにくいわけです。
(写真は少し見にくいですがクリックすると大きくなります。)
Lamont RJ et al. Role of the Streptococcus gordonii SspB protein in the development of Porphyromonas gingivalis biofilms on streptococcal substrates. Microbiology.,148 :
1627~1636,2002

花田信弘 齲触・歯周病の検査システムの確立へ向けて
日歯医学誌:24,94~99,2005


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