• サステナブル(持続可能)な歯科治療

隠れ口呼吸

多くの日本人は、

呼吸について気にしていない。

とりあえず、

無意識に呼吸できるからです。

そこに何の違和感を持ちませんね!

もし、

呼吸が楽しいものならば、

興味を持って話題になるでしょう!

普段から、

意識的に呼吸をしていないので気づかない訳です。

呼吸には、

鼻呼吸と口呼吸があります。

人間以外の陸上の哺乳類は、鼻呼吸しかできません。

人間は、鼻呼吸と口呼吸の両方ができます。

なぜかというと、

言葉を話すことができるからです。

この話すことが、口呼吸ができるようになりました。

人はそれと同時に、

二足歩行になり、手が自由になり、道具を使い、食べ物を十分得ることができ、食べ物を自由に加工して、噛んで食べられるようになりました。

その結果、噛む機能が退化して、脳が大きくなっていきました。

これが現代人です。

日本人は、

明治時代に入り、西洋文化や西洋食が、日本中に広がりました。

近年、

第二次世界大戦後、さらに西洋文化が入り、食べ物が柔らかい食事が増えてきました。

1970年代以降、ファストフードが増え、柔らかい食事が日本中至る所にあります。今では当たり前に街にあふれています。

この結果、どうなったかというと、

顎が小さくなって、小顔になり、

歯並びが不正になり、

いびきをかく子供が増えたり、

子供の頃から、歯並びが乱れていたり、

くちゃくちゃ音を立てて食事をする子供が増えています。

そういう子供も最大の特徴は、

口呼吸です。

顎が小さくなり過ぎて、舌が口におさまらず、

行き場所がないのです。

後ろに行けば、軌道を塞いでしまいます。

その結果、

鼻呼吸ができないので、口呼吸をするようになります。

多くの人は、呼吸できれば良いではないかと思い人が多いと思います。

しかし、

呼吸は、鼻呼吸が本来の呼吸ですので、

口呼吸をすると、

様々な問題が、

口呼吸を行っている人に発生してきます。