• サステナブル(持続可能)な歯科治療

総論

愛D歯科&矯正歯科では、歯を抜かない矯正歯科を行なっています。

なぜかと言いますと、お口の中は、21世紀に入り大きく変わっています。

むし歯の子供は皆無に近く、歯周病の大人も昔に較べれば、重症者は減少傾向にあります。

その反面、歯並びや噛み合わせが悪く、呼吸障害や上手に噛めなかったりや飲み込みがしにくいなどの口腔機能発達不全のお子さんや口腔機能低下症の大人が増えています。

その結果が、現代人の心身を蝕んでいる事が、報告されています。

その原因は、不正な歯並び嚙み合わせにあります。

ですから、歯を抜かない矯正歯科を行っています。

その代表的治療法には、マイオブレース、SH療法、インビザライン

の主に3つの方法を取り入れ矯正歯科を行っています。

模式図

マイオブレースの特徴

マイオブレースは、主に子供の矯正治療に用いています。

1.早期治療だからこそ子どもの悪い癖を取り除いて正しい成長をうながせる。

2.歯を抜かずに治せることが多い。

3.ブラケットを付ける必要性がない。

4.痛みがほとんどない。

5.後戻りが少ない。

6.虫歯や歯周病になりにくい。

7.見た目を気にしなくていい。

8.健康にいい。

9.顎が発達途中(乳歯列・混合歯列期)で
習慣付けがしやすいこの時期だから、鼻呼吸の確立、嚥下機能の適正化、上下唇の閉鎖、正しい舌の位地、保定を用いない。

10.他の矯正治療と比較してお値打ち※矯正治療は医療費控除の対象になります(保険治療ではありません)。

SH療法の特徴

SH療法Q&A(SHTAより、引用)

Q:SH療法を始める時期は?

A:子供の場合は8歳前後、上顎前歯4本が生え揃った頃が開始の目安です。

Q:大人ではだめですか?

A:大人でも可能です。

Q:永久歯は抜きますか?

A:原則として歯は抜きません。

Q:痛くありませんか?

A:SH療法では薬事法で認可を受けたスライデックスと言う特別なオリジナルのスプリングを使用して顎を拡大しながら治療を進めていきます。

従来のワイヤー矯正や他のスクリューによる拡大と違い、大人でも痛みの少ない治療が可能になってきました。

Q:歯磨きは?

A:SH療法は取り外し式装置で治療を行いますので、装置を外して普通に歯磨きができます。また、食べ物を口にしない就寝時に装着しますので、虫歯や歯周病等になりにくいと言えます。

治療期間中はフッ素洗口をお勧めしています。

Q:どのようなペースで通院するのでしょうか?

A:原則として月に1回位ですが、少し間隔があいても可能です。積極的に歯を動かす期間が終了した後は2~3ヶ月に1度位になります。

Q:いつ入れるの?

A:基本的には8時間から10時間装着します。多くの方が就寝中の装着、もしくはプラス1~2時間くらいです。

1日中入れていなくてはいけないものではありませんし、外したい時はいつでも外せます。

Q:治療期間は?

A:平均3年~4年と考えてください。症例の難易度、毎日の装着時間、性、年齢などにより治療期間が変わります。

Q:どうすれば治療が早く終わりますか?

A:基本的には毎日の時間をきちんと守って装着することが一番の近道です。本人の続けようとする意志が大切です。焦りは禁物です。

インビザラインの特徴

米国で1999年の発表以来急速に普及し、これまで世界90ケ国・400万人以上の利用実績を誇るインビザラインは、最新の歯科矯正理論と、アライン・テクノロジー社(米国)独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の最先端技術を融合させた矯正方法です。

インビザラインのマウスピースは、プラスチックでできているので金属アレルギーの心配がありません。少しずつ歯を動かしながら段階的に歯並びを矯正するため、従来の矯正方法と比べて痛みが少なく、唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配もなく、いままでのように普通の生活することができます。

また、自分で取り外しができるので、普段通りの歯磨きやメンテナンスが行え、口腔内の清潔を保てるだけでなくむし歯や歯周病にもなりにくいです。治療期間中に装置が歯から外れてしまうなどのアクシデントが少ないことも特徴のひとつです。

取り外し式矯正装置の欠点

取り外し式矯正装置の最大の欠点は、装置を装着しなければ、全く矯正されることがないので、歯は動きません。つまり、計画通り、矯正治療の結果は得られないという事です。また、子供たちの矯正治療では、保護者やご家族の協力がなければ、より良い結果は得られません。さらに、子供達には、矯正治療を行う強い意志がないと長続きしません。