重金属とアマルガム
重金属は、白金、金、銀、銅、鉄、鉛、クロム、カドニウム、水銀、亜鉛,ヒ素、コバルトなどがあります。
貴金属は、口腔内では化学的に安定しているため溶解しにくく生体への影響が少ないとされています。よく知られている白金、金、銀は貴金属です。
コバルト、クロム、ニッケル、チタンなどの非貴金属は安価ですが、化学的に不安定なため口腔内で溶解しやすくさまざまな疾患との関連が示唆されています。
日常の歯科診療の中では、多くの歯科用金属を使用しています。その中で最も問題があると考えられるのがアマルガムです。
重金属汚染による病態
●フリーラジカルの増加
●生活習慣病、エイジングの促進
●免疫力の低下
●記憶障害、神経変性疾患の要因
●心筋症のリスク向上
歯科用金属のアマルガム
アマルガムは水銀と他金属の合金を意味します。アマルガムは100年以上前より歯科材料の主流として使用されていましたが、汚染問題やより良い材料の開発により現在ではほとんど使用されていません。
アマルガムが原因と考えられるの症状
口腔内 浮腫、潰瘍、舌炎、歯肉炎、口唇炎、地図状舌、口腔扁平苔癬など
口腔外 湿疹、水泡、皮膚炎、胃腸障害
代替の診療では、、接着性強度があり白いプラスチックを使用し小さな虫歯の治療を行っています。ただし、プラスチックなので着色しやすいです。その時には再治療が必要と考えています。
過去にアマルガムの治療を受けた方、よく分からないが調べてほしい方は歯科医院にご相談ください。