舌を上げれば、鼻呼吸ができる

「あなたはいつも鼻呼吸ができない人ではありませんか？」と質問すると、

いつも帰ってくる答えは、

「そんなことありませんよ、鼻呼吸してますよ」と言う答えがいつも帰ってくる。

そして、続いて、

「以下に示す11症状に心当たりありますか？」と問い合わせると、

1.口臭が気になる

2.クチャクチャと音をたてて食べる

3.歯のかみ合わせが悪い

4.口内炎ができやすい

5.気が付くといつも口が開いている

6.鼻が詰まりやすい

7.口が渇きやすい

8.いびきをかきやすい

9.口を閉じると苦しく感じる

10.風邪をひきやすい

11.朝起きた時、喉がカラカラ、ヒリヒリする

多くの人は自分が該当する症状を複数回答してくれます。

つまり、「あなたは鼻呼吸ができてないんですよ」と説明します。

鼻呼吸ができれば、

1.口が乾きにくくなります。

2.虫歯や歯周病になるリスクが低下します。

3.いびきの軽減します。

4.免疫力が上がります。

5.睡眠の質が向上します。

更に、 頭痛、首こり、腰痛、婦人科系疾患などの改善に繋がります。

そうなんです。 鼻呼吸をするだけで、健康に大変良い呼吸が身に付きます。

その大事なポイントが舌の位置です。

舌が下についているのです。

正しい舌の位置は上顎に舌がついていることです。

これができれば鼻呼吸がしやすくなります。

そのためにはそのトレーニングをする必要があります。

WiN式舌機能改善法

　 WiN式舌機能改善法は、鼻呼吸をコントロールするための改善法です。低位舌（舌が下にある状態）になっている舌を前上方に押し出す作用があり、夜間・日中の口呼吸を軽減できる可能性があります。上下一体の歯列にやわらかい装置を装着します。装着当初は異物感はありますが、睡眠中も装着して睡眠が可能になります。また、金属は使用していません。WiN式舌機能改善法の装置を使用していると、自然と舌の位置を適正化する作用があり、装置を付けていなくても舌の位置を前上方に維持できるようになります。 この装置を装着すると、舌の位置が改善することにより咽頭腔が広がり呼吸の質が高まり、睡眠の質が向上します。

WiN式舌機能改善法の効果

　鼻呼吸がしやすくなります。 舌の位置が改善することにより咽頭腔が広がり呼吸が楽になり、睡眠の質が向上する効果 唾液の分泌を促進することにより虫歯リスクの軽減、ドライマウス防止に繋がる効果 舌が本来の位置に接触することで、自然と鼻呼吸になりやすく免疫力が増す効果 舌位が変わり足指に力が入ることで、体の重心バランスが前方に変わり、体幹、姿勢改善に繋がる効果 咀嚼回数が増えることにより満腹中枢を刺激し、過食を減らす効果（過食が減ることによるダイエット効果等） 頭痛、首コリ、肩こり、腰痛、自律神経失調症、婦人科系疾患、月経不順などの改善につながります。

装置の使用法

・起きている間のトレーニング あいうべ体操　1日3回　各10回（目安）

ベロ回し　　　1日3回　左右10回を目標（目安）

ホッピング　　1日10回（目安）

WiN式装置を装着して、唾液を飲み込む練習（1時間：目安）

・睡眠中のトレーニング WiN式装置を口に装着します。

治療費

検査費、装置代　　　110,000円（税込）

定期的再診費　　　　　5,500円（税込）

注意

　WiN式舌機能改善法による鼻呼吸の改善が見られない場合は、狭窄歯列と言って、口が狭い状態のかみ合わせの人です。この場合は、狭窄歯列を直すSH療法とインビザライン矯正治療が必要です。