• サステナブル(持続可能)な歯科治療

オーラルフレイルは、フレイル・サルコペニア※1・要介護状態・死亡に関連していることが明らかになってきてます。

オーラルフレイルの4つの進行
「第1レベル 口の健康リテラシーの低下」
「第2レベル 口のささいなトラブル」
「第3レベル 口の機能低下」
「第4レベル 食べる機能の障がい」

「第1レベル 口の健康リテラシーの低下」
歳を重ねるごとに、
健康に関する知識、情報を効果的に自身に活用する能力(健康リテラシー)が
低下する状態になり、
さらに口に関する健康リテラシーも低下してしまいます。

「第2レベル 口のささいなトラブル」は、
日常生活のささいな口の機能低下(滑舌の低下、食べこぼしや少しむせるなど)に伴う
食事を取り巻く環境悪化の段階です。

出典:通いの場で活かすオーラルフレイル対応マニュアル
(公社)日本歯科医師会

「第3レベル 口の機能低下」は、お口の機能の低下が明確化(噛む力の低下、舌運動の低下)し、
サルコぺニア※1や低栄養の段階です。このレベルの対象者では、
口腔機能低下症※2が明確化するしますので、このレベルの対応は歯科診療所になります。

「第4レベル 食べる機能の障害」は、
要介護状態、運動・栄養障害の段階で、「摂食嚥下機能障害」として診断がつきます。
この段階の対応は専門的な知識を有した医師、歯科医師などが対応します。

出典:通いの場で活かすオーラルフレイル対応マニュアル
(公社)日本歯科医師会

オーラルフレイルは、フレイル・サルコペニア・要介護状態・死亡に関連していることが明らかになってきてます。

出典:通いの場で活かすオーラルフレイル対応マニュアル
(公社)日本歯科医師会

※1 サルコペニア:高齢化とともに、筋肉の量が減少していく現象。
※2 口腔機能低下症:加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」「舌」等の機能が少しずつ低下してくる症状で、
歯科診療所(一部)で検査、管理が実施されています。