心臓病と乳がんの原因について書かれたアメリカの心臓外科医で、法律家の専門医の本です。
歯科医は、心臓病や脳卒中などの循環器系の病気が、虫歯や歯周病などの歯が原因になっている可能性が
ある事を理解しています。
また、世界では、歯科医の一部が、乳がんの大きな原因の一つに、この本にあるように歯科が関係していることを
知っています。
ただ、残念な事に、日本では、その事を知らない人たちや信じない人たちが多いので、残念ながら乳がんは
増えているのではないかとこの本は語りかけているようです。
今でも以前、歯科治療や東洋医学等、
統合医療を駆使して、乳腺外科の専門医と乳がんの患者さんを
診ていた頃の患者さんから再発や転移もなく元気に過ごされている感謝の連絡が入る事が、とてもうれしいと感じています。
今でこそ、アメリカでは、エビデンス(科学的根拠)があるのですが、10数年前に信じて下さった医師や患者さんに
私も感謝しています。